ドイツ留学で得た音楽を生徒へ伝授
横浜市緑区の宮地音楽学院主宰の宮地佳代でございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
今回は留学で得た本物の音楽を奏でる指導です。
ピアノは簡単に音がでるため、楽譜通りに鍵盤押すのはたやすいことです。しかし音楽的に歌っているように奏でることはとても難しいのです。
そこで私が留学時代に得た本物をレッスンでは生徒たちへ伝授しています。
そのため発表会も感動が多いですね。弾く曲数も半端ないですよ。子ども達も習いごと多い中時間を作って頑張っています。
目次
留学時代に学んだピアノ協奏曲
昨日テレビでコンチェルトの番組を見つけ聴き入っていました。ア○○ラーシュ・○フの演奏楽しかったですね。音楽してるなぁとしみじみ聴き惚れました。
なぜなら私が初めてコンチェルトやったのがこの同じ作曲家でした。そして2曲目に弾いていた第3番は私が初めて習ったコンチェルトでした。そして3曲目は私が伴奏して妹が弾いていました。
かれこれ25年以上も前です。ぇ~どちらも全楽章弾いたけど、曲の記憶が薄れているではありませんか。。。またCD聴こうと決心しました。
私が習っていた先生は才能派のピアニストでした。だから100回弾けば弾けるようになると言い張ってしまう先生でした。私は自分で曲を仕上げたことがなかったので、ドイツに来て初めてのスランプに陥りました。
譜読み→暗譜までは順調のはずでした。
ところが、先生や先輩と合わせると必ず落ちる(;^_^A
更に練習を重ねても合わせると落ちる(-_-;)
まぁ何の壁だったのでしょうか。
このテレビを見て回想しておりました。今は見えます、分かります。当時は泣くほどの始末でした。先生は耳を開けろ = よく音色を聴け!と指導して頂きました。
そう何が足りないって感じる間が足りなかったのです。これって意外と知られていないことなのです。コンチェルトは特にオーケストラとのアンサンブルなので、息や色の変化など感じることがお互いにないとどんどん転がっていきますからね。間の取り方、息の吸い方、吐き方などの連結で実は解決されます。音楽的に弾けばミスも減るというのもここがポイントになってきます。
今でこそすべて見えますが、よなよな留学中の先輩に泣きついてアドバイスもらって一生懸命取り組んだ最初のコンチェルトでした。何が何でも仕上げるド根性で回りに情報収集して必死でした。若かったですね。
本物の音楽には呼吸がある!生きている!
その当時学んだことは、本物の音楽でした。今の生徒指導へも生きていますし、短時間で音楽的に弾けるスキルも身に付けました。ドイツ留学で初めて陥ったスランプがコンチェルトでしたけど、あの時に音楽の温かさや深さ、楽しさを初めて体感した気がします。そして生徒同士のアンサンブルも増え呼吸も同時に学んでいきました。
その後はモーツァルト、シューマン、グリーグと次々コンチェルトもソロもやっていました。気づけばになって約1時間プログラム抱えている状態になってなっていました。
ドイツではお医者様のお宅やピアノサロンでコンサートしませんか?って募集があって、先生から積極的に推薦され申し込みしていました。音楽って響き楽しむことだったのね~とドイツ留学で本物のレッスン受講して知ったのでした。そして聴衆からの拍手が温かく、音楽が生きていると味わいました。
それからはもう週3回ほどオペラや演奏会へ通い自分で音楽の自然の間を刷り込んでいきました。間の取り方って結局歌うセンスですね!
息がある生きている音楽を奏でることを追求するのが宮地音楽学院の先生です!
もしご興味あればお問い合わせください。
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